ミルクプラント

しぼりたてのミルクに近い牛乳の話

パーラーでしぼられたばかりのミルクは毎朝ミルクプラントに運ばれます。
プラントの仕事は新鮮なミルクを人が飲める牛乳にすること。造り方はなるべく簡単に。

プラントで受け入れたミルクは貯乳タンクから‘ホモゲナイザー’という機械でミルクの均質化をはかります。わかりやすく説明するとミルク中の脂肪球をつぶして全体に脂肪が行き渡るようにします。
ホモゲナイザーを通していないミルクは、生クリームのような脂肪分が上に浮いてきます。当然飲めるのですが、少し‘ゴロゴロ感’がある舌ざわりになります。もちろんそのような素朴な味わいが好きな方々もいらっしゃいますが、どんぐり村では全体がなめらかな味を選びました。

「しぼりたてのミルクを造ること」

プラントのスタッフはこれだけを考えました。
最近の牛乳は殺菌温度130度、殺菌時間2秒間の造り方でたくさん牛乳を製造しています。
しかし、残念なことにミルクは一度沸騰させると、中の成分のタンパク質が焦げてミルク本来の淡い風味が損なわれてしまいます。
そこで、どんぐり村ではたくさん造るより、しぼりたての風味がする牛乳を選びました。

ゆっくりとした地味道な作業。65度で30分間かけて温め殺菌した後、
プレートでミルクを冷却し、ビンやパックに詰めたら出来上がり。

出来た牛乳で、アイスクリーム・ソフトクリーム・ヨーグルト・プリンなどの乳製品も造ります。

「しぼりたてのミルク」 昔は当たり前でいちばん簡単だったことが現代では難しいのですね。